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バイクジョアリング:自転車と犬を繋ぐ用具たち

ジョアリングアンテナとサポートラインを使う
ジョアリングアンテナとジョアリングバンジーラインを使う

『ハーネス』
バイクジョアリングは犬ぞりと同じように自転車の前を犬に走らせるので、基本的には犬ぞり用のハーネスを使います。ただ、犬にとって負荷がかかる角度が高いので、背中でラインと接続できるような胴輪でも良いでしょう。大切なのは、喉を絞めつけないような構造になっている事と、肩の動きを制御していない形のものを選びましょう。「引っ張り防止」や「散歩が楽になる」等の表示があるものは避けてください。

『自転車』
舗装道路ではない場所を走るので、マウンテンバイクが適しています。積載する車種の都合で、折り畳みの自転車を使用しているチームもあります。

『ギャングライン』
1頭の場合は、1Dogライン。2頭の場合は2Dogラインを使います。

『アンテナ』
ハンドルの下に繋いだラインが緩んで前輪に巻き込まれないようにするための器具です。当店では「バイクジョアリングアンテナ」をご用意しています。

『カラビナ』
サポートラインとバンジーを接続します。登山に使用する丈夫な品をご用意ください。

『バンジー』
スタート時に犬と人の双方へのショックを和らげます。橇のシーンでも使うバンジーシステムあるいはスキージョアリング用のジョアリングバンジーラインを使います。

『首輪(カラー)』
2Dogの場合は、ワンタッチ金具がついていない首輪を使用しましょう。

『ヘルメット・手袋』
形の規定はありませんが、安全のために必ず使用しましょう。

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犬ぞり用ハーネスの装着方法

Xバックハーネス

犬ぞり用Xバックハーネスを犬の体にフィットさせるには、ちょっとしたコツがあります。
それを電話やメールで説明する時、どう表現したら伝えることができるのかずっと悩み続けていました。

人は、服の着心地が悪ければ体をくねらせたり肩や腕を動かして服の位置を調節できますが、犬にはその概念がなく、「ブルブル」してみる程度です。ましてや犬ぞり用ハーネスを初めて手にするオーナー様は、どこから通せば犬に装着できるのか難問のようです。

犬ぞりやバイクジョアリングで勇ましく走っている動画や写真はたくさん観ることができますが、ハーネスの着せ方を説明した動画はありません。これではいけないと思い、友人に頼んで撮影していただいた動画を編集してみました。

動画では、頭を通す時に犬の正面からハーネスを近づけていますが、慣れていない犬や、飼い主ではない人が着せようとすると嫌がる場合があります。そんな時は後方から近づけて頭を通してあげてください。

ハーネスが正しく装着されると、犬はストレスなく走る事ができます。

また、この方法だとスムーズにそして安全に装着できるので、早く走りたいと歓喜している犬にも手間取らずに着せることができるでしょう。

初めてハーネスを手にするオーナー様は、装着に戸惑っているうちに犬がハーネスを嫌いになったり、テープを噛んだりしないように装着手順を覚えてください。

以前からハーネスを使っている皆様は、今までの装着方法が間違っていなかったかご確認くだされば幸いです。

モデルは我が家の接客・広報担当犬モリスした

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ハーネス製作のお休みについて

誠に勝手ながら、2020年11月1日~2021年2月28日まで工房採寸、およびSFSをお休みさせて頂きます。
上記期間内は2021年3月1日以降のご予約を承ります。
ハーネス以外の製品は、臨時休業期間を除いて通常通りご注文を承ります。ただし、犬の咬傷によりお使いのハーネスに修理が必要な場合はご相談ください。可能な限り対応させていただきます。

ホントに、「勝手」なお休みをいただきますが、私共も犬ぞりを楽しむ愛好家のひとりです。春先に気温が上がり始めてから休養に入り、夏の酷暑を水浴びやラン遊びでごまかされながら耐えてきた犬達のために、短い犬ぞりシーズンを満喫させてあげたいと考えています。どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

暇つぶし
暇つぶしに木の枝で歯磨き?

私共の犬ぞりシーズンは、犬達が走れる気温になる11月から、犬達の体作りが始まります。週に3回(理想は4回)犬達を車に乗せてトレーニングコースへ向かいます。
橇の練習コースに雪が降るようになると、片道3時間かけて雪の中へ。
雪が無ければ1月~2月もバギトレを行います。

メインチーム
絶好調期の面々

犬ぞりシーズンは、「犬達を車に乗せて移動し、バギトレ/橇で走ってくる」だけではなく、普段の生活以外にプラスされる「犬ぞりのための作業」はたくさんあります。
フード以外に犬達の体作りのための栄養を考えて、それを準備する時間、泊りがけで出掛けるための準備、用具類のメンテナンス、犬達の健康チェック等々。
特に今シーズンは、「自覚のない老犬」と「あまり無理ができない成犬」と「絶好調期」の犬達がいて、それぞれに合った対応をしなければなりません。

リタイア犬
「まだまだ現役」と思っている皆さん

シーズン中に体調を崩さないように、人間の健康管理も大切ですよね。睡眠時間だけは確保したいと思ってしまうような歳になったと実感しています。

今シーズンは、犬達が思いっきり橇を引いて走れるように雪がたくさん積もってくれることを願いながら、走るための体作りを頑張りたいと思います。
皆様と雪の中でお会いできるのを楽しみにしております。

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ハーネス製作再開のお知らせ

Canis Major ハーネス

新型コロナウイルスの国内感染の拡大に伴い、ハーネス製作・販売の停止にご理解いただきありがとうございました。

工房内の衛生管理をはじめ感染拡大の防止策を徹底すると共に、安心してオーダーしていただけるシステムの構想を練ってまいりましたが、ようやく実現化することができましたので、9月5日よりハーネスのご注文受付を開始いたします。

工房での採寸は下記事項の制限を設けさせていただきます。

・採寸は土曜日または日曜日のみで完全予約制
・1日1組2名様まで
・犬は2頭まで

何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

ハーネスのご予約受付期間について

製作再開早々に申し訳ございませんが、2020年のハーネス予約(工房採寸・SFS)最終日は10月31日とさせていただきます。

この冬はまだ成長途中でハーネスが作れない犬には、レンタルも用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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ジョアリングバンジーライン

ジョアリングバンジーライン

「バンジーシステム」とは、橇と犬の間のラインにプラスして、力が急に力が加わった時に双方のショックを和らげるための装置です。(犬の走りだしや橇の急ブレーキなど)

バンジーシステム

カラビナやラインと接続する部分は、ハーネスにも使用している耐久性のあるテープ。ゴムを覆っている生地は紫外線による劣化からゴムを保護すると共に、万が一ゴムが切れた時のセーフティの役目をします。ジョアリングバンジーラインは、ロープがセーフティになります。

※セーフティ=犬ぞりでは、《ラインが切れてしまって犬だけが走り去り、橇とマッシャーが置き去りにされる》そんなシーンは映画の一場面にも登場するほど恐ろしい出来事です。マッシャーと橇を繋ぐセーフティは「スナブライン」と呼びます。

今まで、橇で使うバンジーシステムは4種類もあるのに、ジョアリングバンジーラインは1Dog用だけしか用意していませんでした。でも、体の大きな犬や力の強い犬がスキージョアリングでバンジーラインを使ってくださっているのを拝見したら、ビヨ~ンと伸び切っていたんです。

私の中では、「バンジー」という物は「伸びきる前に収縮する力が働いた方が良い」と考えていたにもかかわらず、今まで気に留めなかったのは自分がスキージョアリングをしないから(できないから)だったからなのかもしれません。
「気がついたのなら作らなければ !(^^)! と、昨年から試作を開始。4月に2Dog用のバンジーラインが完成しました!

ジョアリングバンジーライン

1Dog用のバンジーラインは8mmロープを使用していますが、ゴムを2倍にしたため8mmロープでは収まらず、10mmロープを使いました。
ゴムの強度が上がったので、スキージョアリングの2Dogだけでなく、バイクジョアリングにも(当然カニクロスにも)使えるようになり、用途が広がりました。

バイクジョアリングの時に使う「サポートライン+バンジーシステム」の代りとしてジョアリングバンジーラインを使うのも良いですね。
その場合は、自転車から犬までの距離が変わってくるので、調整用ラインなどを使って調整しましょう。

ちなみに国際的な規定では、バイクジョアリングで「伸縮性のライン」を使う場合、犬と自転車の距離は、2m以上3m以内とあります。カニクロスでは、犬と人との距離が1.5m以上2.5m以内になっています。
「伸縮性のライン」とは、バンジーシステムやバンジーラインを含むものと考えて良いでしょう。ジョアリングバンジーラインが伸びた状態で1Dogや2Dogラインとの合計を測ってみてください。