レース参加者ではなく、スタッフでもないというスタンスで参加させていただいた「土浦レイクサイドバイクロア」。何もプレッシャーがない状態で楽しく観ることができました。
性別も年齢も関係なく自己表現し、目標に向かって努力をする姿勢、真剣に取り組んで熱中する姿は犬ぞりマッシャーの皆さんと同じく、自転車乗りの皆さんも素敵ですしカッコイイ!と感じた2日間でした。
バイクロアのメインゲート「フライオーバー」と呼ばれる木製の橋(コースの一部)をくぐって入場すると、47店ものブースが広い会場に配置され、その外周と散策路がある木立の中にコースがあります。
犬ぞりでは、水平が保たれていて雪の下に危ないものが無ければ自由に雪上に線を引いてコースにすることができますが、バイクロアの会場は公共の公園です。公園に訪れる人のために散策路は使えません。そのためコース取りは乱立する木立の間を縫うように走れる線を探していく。そんな苦労をされたのではないかと感じました。
ワンクロレースは1分おきにスタートしてコースを1周したタイムで順位を決めるお馴染み計測でしたが、自転車レースのタイム計測は私にとっては初めてのシステムでした。(自転車レースは全てマススタートです)
(特殊な種目を除く)自転車のレースは時間が先に決められていて、時間内に何周するかは最初に1周した人のタイムで決めるそうです。そして先頭の選手がゴールしたらゴールフラッグが振られて、周回遅れの選手でもレースが終了。スタート/ゴールを担当していたスタッフに質問したところ、素人の私に丁寧に説明してくれました。
また、小学生対象のジュニアクラスへの参加がとても多かったのが印象的でした。大人と同じくサイクリングウエアをカッコよく着こなして、真剣にレースに臨む子供達。スタート前の緊張をほぐそうと判りやすくしかも面白くルール説明をするスタッフ。ゴール後には、顔馴染みでライバル同士なのか、お互いをねぎらう姿も観れました。子供をひとりでコースに送り出すにはまだちょっと不安がある保護者は一緒に走っても(自走)良いし、フライオーバーでは後ろから押しても良いというルールが、幼いうちから自転車乗りとして自信をつけることに繋がるのですね。大人と同じコースを走れるのも子供達にとっては嬉しいことなのでしょう。保護者と見学者の壁が厚くて、ブースからは子供達の表情を写真に撮れませんでした(^▽^;)
ブーステントをシェアさせていただいたのは、ハンドメイドサイクルキャップを扱う「Cyclone」さん。イベント出展はベテランさんで、初心者の私にいろいろと教えてくださいました。もちろん、バイクジョアリングのためにサイクルキャップを一枚ゲット!さらに、生地探しの話しや出来上がった作品への想いに共鳴し、ミシン談義まで(*^^*)
思いがけない楽しい出会いができたことにも感謝です!
日曜日は留守番の犬達が心配なのでお昼過ぎには片づける予定でしたが、昼前に一時的な雨が降ったので早めに撤収して帰路につきました。
チームラリーや名物のオウルクラスを観戦することができなかったのが残念でしたが、2日間、イベントの進行や雰囲気づくり等々、いろいろと勉強させていただきました。
土浦レイクサイドバイクロアスタッフの皆様、お世話になりました。
次回のワンクロにはぜひ参加したいと思います!