昨年は全く積もらなかった大笹牧場内のNKMC犬ぞりコース(※1)ですが、年末からちょうど良い具合に積もってくれて、犬ぞりができるようになりました!
2年ぶりのコースに犬達は大はしゃぎで、興奮しすぎてお腹が緩くなってしまう程です(_;
秋からのバギトレ(※2)で犬達の身体は出来上がっているので(※3)、スタート地点の50m程の平坦な場所では加速が半端なく、いきなり橇の爽快感が味わえます。
来月には13才になるパルも、自分のペースで平坦な80mのコースを楽しんでいます。
ここで大笹牧場内のNKMC犬ぞりコースについてご案内します。
詳細は北関東マッシャーズクラブ公式サイト
NKMC犬ぞりコースには3種類があります。
パルのような高齢犬から橇に乗るのが初めてという人やお子様の橇の練習などにちょうど良い平坦な80mと、適度なアップダウンがある700m。そして登り下りの勾配がキツイ2.5kmコースです。
ファミリーコースと呼ばれる700mのコースは、スタート位置が高くなっていて、下りきったところがコーナーです。なので下りでしっかりラインを張っていないとコーナーに入った途端に転んでしまいます。『ファミリー向き』と言えども、ブレーキング操作の練習になり、犬もマッシャーも橇の魅力を十分に楽しめるコースです。
2.5kmは3頭引きでも登り坂の途中では速度が落ちるので、息を整えさせるために何度も停止させます(※4)。急な下り坂や逆バンクのコーナーもあるので、ある程度橇に慣れているチームでないとちょっと危ない場所があります。
ただ、前回転んでしまったコーナーを制覇するために挑戦したり、長い下り坂で犬達のトップスピードを堪能できたり(※5)と、このコースならではのトレーニングができます。
残念なのは、積雪量が少なくてスノーフックが効かない場所があること、そして鉄柵の間で90度曲がるコーナーがあることから、5頭以上の多頭引きには向きません。
1頭でも4頭でも、マッシャーの皆さんはドラッグブレーキを使いこなしてラインをしっかり張り、犬達に怖い思いをさせないように充分に注意して楽しみましょうね!
犬ぞりを楽しんだ後は、ソーシャルディスタンスが保たれる広々とした空間のレストハウスで、名物のジンギスカンを食べて、人間も栄養補給をしましょう(^^♪
※1=北関東マッシャーズクラブ(NKMC)が、日光霧降高原 大笹牧場内に場所を借りてコースを作り管理している
※2=4輪バギーを使った雪のない場所でトレーニング
※3=筋肉がついてスピードを出しても怪我をしにくい身体
※4=ダラダラと歩かせるよりは、停止させて再スタートした方が橇が進みます
※5=ラインをゆるませない事が絶対条件